とけて、やさしく残る。
太宰府の銘菓『宝満山』
国産の卵と寒天、そして砂糖と水飴。たった四つの素材が織りなす優しく奥深い味わい。創業以来、変わらぬ手仕事で紡がれる梅園の看板菓子です。
ひと口含めば、まずは外郎のようなほどよい弾力が感じられ、やがて淡雪のように、ふんわりと溶けていきます。濃厚な卵の風味と層をなして広がる甘さが、心の奥にまでしみ込んでいきます。
その名は、太宰府の背後にそびえる霊峰・宝満山から。作家・松本清張氏、茶人・松永耳庵翁にも親しまれ静かに歴史を刻んできた太宰府を代表する銘菓のひとつです。
そのままはもちろん、ほんの少しブランデーを垂らせば和と洋が静かに交わり、新たな余韻が広がります。
太宰府の風土とともに受け継がれてきた優しくそしてしっかりとした甘さ。ひと口ごとに、心がほどけていくようなひとときをお楽しみください。
お客様から和製プリンのようだと長く愛されてきたこの宝満山。その昔、不思議なご縁に導かれて電力の鬼と恐れられた松永耳庵翁にこの『宝満山』を召しあがっていただく機会がありました。
以来、何度も小田原の老欅荘(ろうきょそう)までお取り寄せくださいました。もちろん、ご来県の折には弊店までもお立ち寄りいただいたと聞き及んでおります。
宝満山を召し上がった松永耳庵翁からは『宝満の山より高し上味まことに申し分なし』と激賞のお言葉をいただきました。筑紫の茶事もますます盛んになろうとの翁の言葉通り、大小茶事にもよくお遣いいただいております。
冬は常温・夏は冷たく。お好みの大きさに切ってお召し上がりください。冷凍庫に入れても固く凍りませんので、解凍時間不要ですぐにお召し上がりいただけます。
盛夏期はクール便でのご発送となります。

宝満山 半棹

宝満山 1棹

宝満山 木箱1号
こちらのページにて、宝満山のサイズ(半棹・1棹、木箱1号)をお選びいただけます。お好みの大きさに切ってお召し上がりください。冷凍庫に入れても凍りませんので、すぐにお使いいただけます。
<工場場のひとこと>泡立ても手作業でやらせていただいてます
原材料 | 卵 砂糖 寒天 水あめ |
---|---|
お日持ち | 常温10日(盛夏期は常温7日、冷凍庫で1ヵ月) |
寸法 | 半棹 横:55mm × 縦:113mm × 高:35mm 1棹 横:60mm × 縦:227mm × 高:40mm 木箱1号 |
重さ | 半棹:約135g 1棹:約260g 木箱1号:約600g |
特定原材料 | 卵 |